きゅうのひとりごと

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つい先日、コンビニの廃棄食品が注目されました。
その時に、食料問題についていろいろと考えました。
日本は、飽食の国と言われていますが、世界では食料問題に悩む国が多くあります。
また、日本も自給率が少なく、遠い未来食料問題に悩むでしょう。
食糧問題は日々変化しますが、少しでも関心を持ったので、調べてみました。
拙い文章ですが、最後まで御付き合い頂ければと思います。




■穀物のバイオ燃料
少し前に注目を集めました小麦・トウモロコシ・大豆の急騰。
様々な商品が高くなりましたよね。これも食料問題!?
原因は、世界の人口の増加に加えて天候不順で生産量が増えないところに、
穀類をエタノールの材料に使うようになって、
世界の穀類生産量が急速に世界の消費量をまかなうことができなくなってきているからです。
そんな中で近年オーストラリアは大干ばつがありました。
アメリカではトウモロコシをエタノールの材料として売るほうが高いので、
トウモロコシをエタノールの原料として売るトウモロコシ成金が生まれています。
地球上の水は蒸発し雨となって地上に降って循環します。
地球という惑星の中で循環する水の量は変わらないのです。
その為、温暖化で極端に乾燥する場所が増えることは、
今度は雨が降る地域では沢山雨が降ることになり洪水が増えることになります。
干ばつと洪水で穀類の生産量はさらに減ってくることになります。
この背景から、アフリカではすでに食料不足からいくつかの国で暴動が起こっています。
エジプトでは、お米の輸出を禁止、ロシアでは全穀類の輸出禁止策が導入、
アルゼンチンでは関税の引き上げと輸出量の制限策、中国では穀類輸出制限策を導入し、
極端に輸出量を減らしてきています。

■水と土
農業生産に必要なもの、水・土・肥料・農薬などがありますが、
肥料は家畜の糞尿で代替ができ、農薬はアイガモ農法や害虫の天敵利用などで対応できます。
ただ、水と土だけは代替ができない。

水については、灌漑農業に使う地下水が世界的に枯渇してきています。
灌漑農業は世界の農地の17%を占めるに過ぎませんが、
工業用水や生活用水も含めた世界の水の需要全体の7割を既に消費しています。
他の用途から持ってこられる余地は限られてきています。

土の問題も深刻です。
農業生産に適しているのは、地表から20、30cmぐらいの表土ですが、
アメリカ等では農業の大規模化によって、機械も大型化し、
表土が深く抉られ風や雨で流出しやすくなっています。
表土を1cm作るのに、200年〜300年かかるとも言われ、
今後、大生産国が土壌保全対策を怠っていると、先行きは危ういと思われます。

■ミツバチの大量失踪
ミツバチがいなくなれば、蜂蜜が高くなると考えると思います。
もちろんそれも間違いではないですが、ミツバチの大量失踪も食糧問題に直結します。
アメリカのミツバチの大量失踪は2006年頃から報告されるようになり、
今では1/4のミツバチがいなくなっているそうです。
ミツバチは蜜を取るためだけではなくカボチャ・キュウリ等の野菜の受粉や、
リンゴやアーモンド等の果物にミツバチによる受粉が欠かせません。
アメリカでは農作物の1/3はミツバチの受粉に頼っており、
そのミツバチが1/4もいなくなるというのですから、
農作物の収穫にも大きな影響が出始めているのも納得です。
このミツバチの失踪はアメリカだけでなく、
カナダ・ドイツ・スペイン・イタリア・ギリシャ等のヨーロッパ、
そして日本でも報告がされ始めています。

■日本の食料問題
日本の食糧問題を考える場合には、地球規模の食料問題とは違ったとらえかたが必要です。
日本の食糧自給率が低いことはご存知だと思いますが、
マーケットの原理から言えば、所得水準の高い日本が海外から食糧を買い集めることは、
よほどのことがない限り可能です。
ただ、外交問題はそう単純にはいきません。
以前、ローマで開催された『世界食糧サミット』では、
今後10年以内に8億人もの世界の飢餓人口を半分に減らそうという提言が採決されました。
実際はその数は減るどころか増えてきております。

経済大国の日本が食糧危機に襲われるという可能性はまずないとは思いますが、
日本の食糧事情を単一で見たとき、状況は寒いです。
穀物の自給率は26%に過ぎないものにも関らず、いまだに減反政策を進めています。
農村の過疎化による人的資源の減少も、さらに深刻な問題になっています。

日本は、食材を世界一無駄にしている国です。
食糧の生産⇒加工⇒消費の過程のなかで、廃棄される割合が世界一高いのではないか、
といわれています。
少なくとも2〜3割が廃棄されているといわれています。
ここで、コンビニの廃棄も関係すると思います。
確かに食中毒を出したくないし、かかりたいとも思いませんが、
少し食糧のありがたみを再確認する時期ではないかと思います。

■最後に
日本は世界各国に比べて比較的食べ物に困らない国であることは間違いないでしょう。
ただ、それが恒久的に続くと考えるのは間違いではないでしょか?
日本の廃棄食糧を減らし、
それを今現時点で飢餓に苦しんでいる人に回せばどれだけの人が助かるでしょう。
食べ物に困らない事に感謝をし、食べ物のありがたみを少しは感じて生きたいですね。
明日出来ることは今日から始めましょう。
拙い文章でしたが、最後まで御付き合い頂きましてありがとうございました。