きゅうのひとりごと

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近頃、芸能人が覚せい剤で逮捕され、
一気に覚せい剤のニュースが飛び交いました。
覚せい剤によって現実から逃げたい気持ちは良くわかりますが、
覚せい剤によって人生が狂ってしまうのも悲しいですね。
少し興味を持ちましたので、調べてみました。
拙い文面ですが、最後まで御付き合い頂ければ幸いです。




■覚せい剤とは
覚せい剤取締法で規制されている薬物であり、
規制対象としての覚醒剤は「覚せい剤」と記載される。
広義には脳内を刺激させる中枢神経刺激薬である。
中枢神経刺激薬は、
脳神経系に作用して心身の働きを一時的に活性化する働きを持つ広義の向精神薬の一種で、
ドーパミン作動性に作用するため、中毒症状は統合失調症に酷似しており、
嗜癖・依存に誘発された精神病は、重篤になりやすい。

覚せい剤取締法の規制には含まれない中枢神経刺激薬としては、
メチルフェニデート、コカイン、メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)などがある。
これらは麻薬及び向精神薬取締法により規制対象となっている。
特にコカインとMDMAは麻薬として、強い規制を受ける。
メチルフェニデートは向精神薬に分類される。

カフェインは作用も副作用も穏やかで普遍的に存在する事もあり、
食品としての摂取や所持に関しては規制はされていない(例:コーヒー)。
しかし、カフェイン単体では低致死量であるなどの理由により、
その抽出物(精製されたもの)は薬事法で劇薬に指定されている。
これを調剤したものは医薬品に該当する。
中毒性の存在も知られており、カフェインも含めて禁忌する人も見られる。

■使用方法 ※絶対にしないように
○注射器を使用する。
経静脈的に摂取する方法が広く行われているが、臀部などへの皮下注射も行われる。

○結晶をアルミホイルなどに載せて下からライターなどで焙り、
昇華したものを経鼻的に鼻粘膜から摂取。もしくは喫煙同様経口的に肺から摂取。炙り。 

○粉末にしたものや水溶液を用いて直腸、膣などの粘膜から摂取する。

○飲み物などに混ぜて経口的に服用する。

○微粒状にした結晶を鼻から吸引し鼻粘膜から摂取する。スニッフィング。

■副作用
血圧上昇、散瞳など交感神経刺激症状が出現する。発汗が活発になり、喉が異常に渇く。
内臓の働きは不活発になり多くは便秘状態となる。
性的気分は容易に増幅されるが、反面、男性の場合は薬効が強く作用している間は勃起不全となる。
常同行為が見られ、不自然な筋肉の緊張、キョロキョロと落ち着きの無い動作を示すことが多い。
更に、主に過剰摂取によってであるが、死亡することもある。
食欲は低下し、過覚醒により不眠となるが、これらは往々にして使用目的でもある。
中脳辺縁系のドパミン過活動は、
統合失調症において推定されている幻聴の発生機序とほぼ同じであるため、
覚醒剤使用により幻聴などの症状が生じることがある。
ごくまれであるが、長期連用の結果、覚醒剤後遺症として統合失調症と区別がつかないような、
慢性の幻覚妄想状態や、意欲低下や引きこもりといった、統合失調症の陰性症状の様な症状を呈し、
精神科病院への入院が必要となる場合もある。
まれに、覚醒剤の使用を中断しているにも関わらず使用しているときのような感覚が生じることがあり、
フラッシュバックと呼ぶ。フラッシュバックは使用直後に生じる場合から、
使用を中断して数年を経て経験する場合まである。
静脈内注射に伴う合併症として、注射針の共用によるC型肝炎、HIVの感染、
注射時の不潔な操作による皮膚・血管の感染・炎症、敗血症などがあげられる。
過熱吸引の場合には、角膜潰瘍や鼻腔内の炎症や鼻出血、肺水腫がみられる。
MDMAはメタンフェタミンなどとは異なる毒性を有している。
急性中毒により悪性高熱症、興奮、錯乱などを呈することがある。
長期使用によりうつ病、長期記憶機能の障害、注意障害などを生じる。
これは、脳内において気分の調節、記憶などに関与しているセロトニン系神経を、
MDMAが破壊するためであると考えられている。

■法律
覚せい剤取締法にいう覚せい剤(かくせいざい)とは、
フェニルアミノプロパン(アンフェタミン)、フェニルメチルアミノプロパン(メタンフェタミン)及びその各塩類、
これらの物と同種の覚せい作用を有する物であって、
政令で指定するもの並びにこれらの物のいずれかを含有する物をいう(同法2条1項各号)。
日本における薬物犯罪の相当部分がこの覚せい剤の濫用事犯であることなどに鑑み、
覚せい剤取締法が麻薬及び向精神薬取締法とは別個の単行法として制定され、
覚せい剤の濫用事犯を、
麻薬及び向精神薬の濫用事犯よりも重い刑罰をもって規制している
(麻薬及び向精神薬取締法66条1項、覚せい剤取締法41条の 2参照 所持だけでも最高刑は懲役10年)。

■誘惑に負けるな
覚せい剤に一度手を出すとなかなか止めることができません。
先にも書きました薬の持つ特性がまずその理由でありますが、
一度乱用仲間(グループ)に入ると、自分から抜け出し難くなるというのも原因のようです。
「覚せい剤を自分一人で始めて、ずっと一人でやっている」という人がいないとは言いませんが、
そんな人はごく稀です。
「友達に誘われて」「会社の同僚に誘われて」というのが一般的です。
この場合、乱用が進んでくるにつれ関係者との薬の関係も深まっていきます。
相手の性格や相性など全く関係なく、
誰にも言えない秘密を共有しているという安堵感からかどんどんとその関係が進んでいくのです。
そして気が付いた時には仕事や家庭、友達を全て失い、
残っているのは覚せい剤とその仲間だけという状態になっています。
そんな環境の中で覚せい剤を断つというのは絶対に無理です。
「もし覚せい剤を止めたら友達もいなくなってしまう」という孤独に対する不安がつきまとい、
自分が止めようと思った時は回りに引っ張られ、
周りの者が覚せい剤を断とうとした時は、
自分が引っ張るという悪循環でズルズル流されてしまうのがこれら薬物の恐ろしい特徴でもあるのです。
よく「覚せい剤は警察に捕まるまで止まらない」といいますが・・・

■コカインと覚せい剤
法律クイズになりますが、
コカイン(麻薬)だと思って、実際には覚せい剤を所持していたとして、逮捕されました。
この場合、何罪が成立するのでしょうか?
ちなみに、覚せい剤所持罪のほうが、罪が重く規定されています。
麻薬所持罪に問われます。
麻薬であるコカインを所持すると、刑罰として7年以下の懲役に処されます(麻薬取締法66条1項)。
一方、覚せい剤を所持すると、刑罰として10年以下の懲役に処されます(覚せい剤取締法41条の2第1項)。
そして、軽い罪に当たる麻薬所持罪を犯す意思で、重い罪に当たる覚せい剤所持罪を犯した場合、
判例は、麻薬所持罪の限度で罪が成立するとしています(最判昭和61年6月9日)。
よって、麻薬所持罪が成立することになります。

■最後に
中に記載しましたが、覚せい剤は周りに勧められて始める人が多いです。
ちょっとだけならという気持ちからはじめ、依存性がある為、止められない。
また、幻覚・幻聴によって人をも傷つけてしまう場合もあります。
TVで覚せい剤の依存を取り除く映像が流れるようになりました。
あの映像を見て覚せい剤の恐怖を感じて頂ければと思います。
最後になりますが、覚せい剤には手を出さないようにして下さい。
拙い文ですが、最後まで御付き合い頂きありがとうございました。