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親が子供に万引きをさせるニュースが流れていました。
児童虐待は昔からあったと思いますが、件数は増えていると思います。
きちんとしている親も沢山いますが、
子供のまま親になってしまった人が児童虐待をしているのが多いのでしょうか。
児童虐待を受けた子供の心に大きなトラウマができると思います。
ただ、きちんと子育てしたい、子供を大切にしたいと思っていても歯車が合わずに、
児童虐待をしてしまう人もいるみたいです。
もう少し詳しく知りたいと思い、調べてみました。
■児童虐待とは
保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護する者)が、
その監護する児童(18歳に満たない者)について行う次のような行為をいいます。
○身体的虐待
殴る、蹴る、首を絞める。激しく揺さぶる。熱湯をかけたり、溺れさせる。たばこの火を押し付ける。
投げ落としたり、逆さ吊りにする。
○養育の怠慢・拒否(ネグレクト)
児童の意志に反して学校などに登校させない。
極端に不潔な環境の中で生活させる。
家に残したまま度々外出したり車の中に放置するなど児童の安全への配慮を怠っている。
適切な食事を与えない。
○性的虐待
児童への性交、性的行為の強要、教唆など。
性器や性交を児童に見せる行為。児童ポルノの被写体にする。
○心理的虐待
言葉による脅迫。児童を無視したり拒否的な態度を示す。
児童の心を傷つけるような言動。他のきょうだいと著しく差別する行為。
児童の目の前でドメスティックバイオレンス(DV)が行われた場合。
■何故、起きるのか
子どもは生まれてくる環境を選べませんし、そこを離れて一人で生きていくこともできません。
また、虐待は構造的な力の差によって起こります。
大人にとって子どもは、力関係において明らかに自分より弱い立場にあるため、
大人が暴力を振るいたくなるような何らかの要因に陥ったとき、
身近にいる子どもは、ストレスのはけ口にするには格好の相手となります。
加害者は自分の行為を正当化するため、愛情表現の一つだという言い方をすることがあります。
「あなたのためを思って」「あなたがかわいいから」などは、ポピュラーな表現ですね。
また、子どもはどんな親でも愛しているし、親から愛され、関わってほしいと思っています。
たとえそれが暴力的な関わりかたであっても、拒むことはできないのです。
子どもは自分の人権についての知識がない場合が多く、
たとえ虐待されていても気づくことができません。
虐待を受けても誰にも言えない状況にあったり、加害者によって口止めされていることもあります。
また、誰かに言える状況にあったとしても、
虐待を受けるのは自分が悪いと思い込んでいる(思い込まされている)子どもは、
誰にも言うことができなくなります。
■愛知ワースト1
愛知県警が昨年1年間に受理した児童虐待の通報件数が253件に上り、
統計を取り始めた2001年以降で最多を更新したことがわかった。
虐待により死亡した子どもも2人いた。
県警少年課は「児童虐待の深刻化が裏付けられた。
通報には適切に対応していきたい」としている。
件数は増加傾向にあり、06年(114件)、07年(206件)を大幅に上回った。
253件のうち、県警に直接通報してきたのは208件。
児童相談所16件、病院10件で、学校や消防、市町村からの通報もあった。
また、NPO法人「子どもの虐待防止ネットワーク・あいち」(名古屋市中区)の調べによると、
1995年から04年までの10年間に新聞報道された「虐待」件数は全国で1024件。
愛知は東京と同数の78件で、都道府県別で全国ワースト1だった。
件数増加の背景として、県警などは、
核家族化などで子育てに悩む若い夫婦の世帯が増えていることのほか、
「児童虐待への関心が高まり、社会的な監視の目が強化された」(少年課)などを挙げている。
一方で、サポート体制の遅れを指摘する声もある。
日進市で昨年12月、双子の次女(4か月)が泣きやまないことに腹を立て、
福祉施設職員の母親(27)が床にたたきつけて死亡させ、
母親は1月13日、傷害致死容疑で逮捕された。
捜査関係者によると、母親は夫(35)と実母(60)と双子の女児との5人暮らしで、
一人で育児に悩んでいたという。
県や名古屋市の児童相談所が育児などの相談を受け付けているほか、
「子どもの虐待防止ネットワーク・あいち」も月〜土曜、午前10時〜午後4時、
電話相談(052・232・0624)を受け付けている。
だが、まだ悩んでいる親の中には知らない場合もあるとみられる。
悩む親へのサポートを、
花園大の津崎哲郎教授(児童福祉論)は、
「虐待を予防するには、監視や警戒に偏重せず、悩む親への直接的なサポートを強化していくことが必要。一般家庭を定期的に訪問する相談員のような方を増やすことも検討していくべきだと思う」と話している。
■児童虐待への対策
まず子供を持つ親としては子育てに関する講習会などに積極的に参加して子育てのストレスを軽減させ、
児童虐待など子育てで起こり得る問題点をよく知るのが良いと思います。
また、虐待されている子供に周囲の人が気付いたら、
すぐに児童相談所などの公共の機関に知らせるのが大切です。
児童虐待はエスカレートすると歯止めが利かなくなることが少なくありません。
「他所の家のことだから」といって見て見ぬふりをしてしまったら、
新たな悲劇が起きてしまうかもしれません。
欧米では虐待は重大な犯罪という認識が浸透しています。
日本人の赤ちゃんが現地の病院へ行って、
おしりの蒙古班を見た看護師が虐待と勘違いして警察へ通報したり、
また、ショッピング・モールの駐車場に止めた車に子供を残したまま買い物に出かけて戻ってみたら、
車の周りが人だかりになっていて虐待の現行犯で逮捕といった事件もありました。
もしも、虐待かもしれないと思い当たりがある場合はどうしたらよいのでしょう。
まず、児童虐待はれっきとした犯罪であるという意識が必要です。
また、虐待は良い事を何も生み出しません。
虐待を受けた子供の心には傷が残り、子供の心が親から離れていってしまいます。
子供は社会の未来です。
その子供に虐待など本来、あってはならないはずです。
しかし、残念ながら児童虐待は家庭という密室で起きているためか、
見過ごされるケースも多いと思われます。
子供の成長は家族のみならず、
周囲のみんなからも見守れているとなれば児童虐待も減るのではないでしょうか。
■サインを見つけよう
子供がこんな時があれば、気にかけてあげましょう。
不自然な傷や打撲のあと。
着衣や髪の毛がいつも汚れている。
叩く音や叫び声などがよく聞こえる。
おどおどしている。
落ち着きがなく、乱暴になる。
親を避けようとする。
夜遅くまで1人で遊んでいる。
■最後に
最近、悲しいニュースをよく聞きます。
家庭には様々な事情があるので、一概な事はいえませんが、
子供が大人が守るものであるということは、忘れないで欲しいと思います。
もし、何かの要因で虐待をしてしまいそうなら、悩まずに相談しましょう。
相談が出来る人がいなければ、他人でもよいと思いますので、
公的な相談所で悩みを打ち明けましょう。
子供が幸せに暮らせる世界になりますように。
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